2013-06-08

order made "友人のマリッジリング"


以前エンゲージリングをお作りし、無事にご結婚が決まったお二人
(中川くん&私の友人のHちゃん)のマリッジリングのお話です。。
旦那様のご両親から贈られたマリッジリングのリフォームをご相談いただきました。
マリッジリングを受け継ぐというのは、あまり一般的ではないかもしれませんが、
ぜひリングを活かしながら、自分たちのリングにしたいというご希望でした。


リング内側にはご両親の刻印が彫ってあり、
ご自分たちの刻印を入れるスペースがたりないというお悩みと厚みが少し減っていたので、
リングの内側にゴールドで薄いリングを作り貼りつけるというデザインをご提案しました。


完成品には厚みが出たことで柔らかな印象になり、
またゴールドとプラチナのカラーもさりげなく面白みがあります。
新たに刻印をお入れし、「付け心地が良く、きれいになった」と喜んで頂けました。
旦那様のお母様にも「みんなの思いがリングを通じてひとつになったと思っています。
そして主人と私はいつまでも二人をリングを通じて見守れるうれしさでいっぱいです。」
とのありがたいお言葉をいただきました。


重ねられたお二人の手。温かい気持ちなります。
お二人の手は、ものづくりをする人の手です。
旦那様(中川くん)は、ギターなどの楽器を作る人、
友人のHちゃんは、木版画家です。
お二人とも「木」に関するお仕事なので、
結婚式は和歌山の木の神様を祭った神社で行われました。



とっても楽しそう!いつまでもお幸せに~!